CRMツールを選ぶポイント
「CRMツール」と一口に言っても、さまざまな種類がありますよね。インターネットで検索をすれば少し調べただけでも、次から次へと大量に情報が出てきます。
正直に言えばどれが良いCRMツールなのか、そしてどのように選べば良いのか分かりにくいですよね。当サイトでは機能、価格、連携項目の3つに着目してツールの選び方をご紹介しています。ぜひツール選定の際の参考になさってください!
機能で選ぶ
CRMツールを選ぶにあたってまず大事なのは「機能」です。それも、自社の目的にあった必要な機能を搭載しているツールを選ぶことが重要です。
CRMツールの中には多機能な製品も多くあります。機能が多いほど、それだけたくさんの課題を解決する能力がありますから、どうしても魅力的に見えますよね。
しかしせっかく機能がついていても最大限活用できていなければ無駄になってしまいます。無駄な機能がごちゃごちゃとついていると使いにくくなることもあるので要注意です!
そして当然、実際に利用する立場にあるスタッフや担当者にとって使いやすい製品を選択することが何より大切です。経営陣や管理者の要望ばかりを通すのではなく、現場のスタッフが直感的な操作ができるかどうかを中心に考えましょう。
価格で選ぶ
CRMツールは機能の充実度、ツールを利用する人数(規模)などで費用が変わってきます。多機能なものを選べば値段が上がりますし、反対に必要最低限の機能に絞れば費用が抑えられ、ランニングコストを節約することもできます。
ただ、費用を節約するために欲しい機能を我慢したり削ってしまうのは本末転倒なので注意しましょう。
連携項目で選ぶ
できれば導入直後もスムーズに業務を進めていきたいものですよね。すでにスタッフが扱い慣れている既存のツールや基幹システムと連携できれば使いやすいと思います。
そんなときはCRMツールがどんなツールと連携できるのか知っておくと便利ですよ。例として「LINE連携」が可能なCRMツールを挙げてみましょう。
CRMツールで集めた購買履歴や会員情報などの情報をもとに、LINE(公式アカウント)を利用して顧客ごとに適切な情報を発信できます。このように、CRMツールで集めた情報や分析したデータをもとに顧客へ新たなサービスを提供したり、外部サービスと連携することでより良いサービスに改善することが可能です。
まとめ
上記のように機能や価格などで選ぶことも重要ですが、CRMツールの導入において忘れてはならないのは実際に使われて「皆の使いやすいツール」として社内にしっかりと定着することが肝心だということです。
そのため、CRMツール導入に適切な支援が実施されているかどうかや、ツール自体の使いやすさ、定着のための社内教育・サポートがあるかなどの点も事前に必ず確認しておきたいポイントです。機能・価格・連携項目のほかに、比較して気になる点があれば、積極的に情報を集めておきましょう。